セルロースが示す可能性 [低栄養状態で生きる動物たちの不思議]

われわれ一般人が、いきなり粉末状セルロースだけで生きていくのは難しそうだが、前もって断食や絶食を行ない、それに慣れた時点で「粉末状セルロース+ セルロース分解菌」の組み合わせを経口摂取すれば、普通の人間でも生存可能かもしれません。

多くの種類のビタミンと脂肪酸とアミノ酸を産生するセルロース分解菌を複数組み合わせれば、おそらく完壁です。実際、青汁だけで生活している方の腸内では、クリストリジウム属の細菌がセルロースを分解してアミノ酸を産生しているのです。

この推論が正しければ、人類はセルロースの粉末を食料にできることになるのです。さらに、生きたままのセルロース分解菌を確実に大腸に届ける技術を確立すれば、セルロース食の可能性はさらに広がることになるのでしょう。

これまで人間が直接消化も吸収もできなかったセルロースが、いきなり食料に変身することになれば、「大量のセルロースを含むために食用とは考えられてこなかった植物や微生物」が、いきなり食料として脚光を浴びるかもしれません。

もちろんそれは、豊かな食生活とはほど遠いものかもしれないが、近い将来に確実に起こるであろう、地下水の枯渇とそれに起因する穀物生産減少を考えれば、このセルロースを中心とした食生活は、生き延びるための1つの方策になるかもしれません。

労働と糖質の関係性
https://rumor-info.com/work-suger


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。