今さら聞けない「骨」の話

赤ちゃんの骨がしなやかで柔らかいのは、お菓子のグミのようなもので、骨格が完成されていないからです。頭蓋骨も、まだ、グミのような軟部組織でつながっている状態です。

これび成長するにつれ「化骨化」といって、硬い骨に変わっていきます。

僕が「おしりのしっぼ」と呼んでいる仙骨も、赤ちゃんのときはまだバラバラで、の間を靱帯と軟骨がつないでいる状態。

そのバラバラのチョコのような状態から板チョコみたいに固まったところで、身長の伸びが止まるのです。この時期は人によって本当にまちまちで、18歳くらいで止まってしまう人もいれば、30歳を過ぎてからまだ、伸びる人もいます。

30歳を過ぎてから身長が2cmぐらい伸びたっていう人は結構いるのです。そういう人は、からだが「サビていた」というよりも、その前の段階で、骨の成長が完結しないまま途中でフリーズしていただけです。

それが、整体をきっかけとして成長がリスタートした、というわけです。そういう場合は、30 歳を過ぎていても、身長が伸びるんです。

確かに、赤ちゃんや小さい子どもはからだが柔らかいですね。でも、子どものその柔らかさっていうのは、ある意味、不完全さでもあるのです。それが、からだの完成へ向けて骨がくたいしっかりできあがってきて、躯体としての硬さを十分にもつと、靭帯や筋肉ももっている力を最大限に発揮できるようになります。ただし、先にも書いたように躯体としての硬さとからだの硬さは別モノ。ここを間違えないようにしないといけません。
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